投資と休暇

グーグルマップが親切に、自分の休暇は1月18日から28日までみたいだね、と教えてくれた。もう11日のうち10日が過ぎたというわけ? 一日の価値が低くてちょっとうれしくなってしまう。


給与待遇を通知されることで自分の生活よりも先に、第一にビジネスモデルを考えるヒントになるとは思ってもいなかった。そりゃあ日本で70万とかで受ける仕事を30万で受けるのがオフショアなわけで、そこで1人日分の仕事をする人である限りはそうなるよなあ。粗利からしか人件費は発生しない。こういうとき半日以内にここまで状況把握できるのは、就活でコンサル志望の真似事をしていたからである。誰も体系を授けてくれないのですべてが昔とった杵柄で回る。

基本的に「期待」だけしかまだない。そして日本と違うところは、期待に対しては大した金銭が発生しないということである。息をするように転職するこの国では、期待への投資が回収できる見込みは薄いからだ。

とはいえOJTの機会を最適化するという意味での投資はしてくれる。金銭的な投資は自分でするしかない。英会話も予定通り再開するつもりでいる。安い生活費と、現地基準では悪いとはいえない待遇の差を全部自己投資に放り込む。手残りはないが、そのかわり自分でハンドリングできるという状況を買えている。
賭けというほど運次第でもないが、安全ネットを敷きながらプラスアルファの「おかしなこと」が出来ているのは悪くない状況だ。

おそらく今の職場でやらせようとしていることは、技術ではなく案件管理の方に行くことになるだろう。一回もチャレンジさせてもらえないのが最悪のケースだが、とりあえず今は悲観しなくてよい。横に広がる技術は家でカリカリ身につけるとするか。吸収の早い時期に吸収しておくのがいいのだから。

 

どうせ身につけることになるなら、後追いではなく先出しで身につけて、一手早く出せるのが理想的だ。

会社に出すのか、どこに出すのかはわからない。

そういうゲームに放り込まれてしまったんだもの。

そうでないゲームのどこが嫌だったのか、今でもよくわかってはいないけれど、とりあえずこういうゲームなら差し引きで少しだけ、やっていけそうな感じが多いかもしれない。